パリのちょっと怖い観光スポット「カタコンブ・ドゥ・パリ」

*骸骨が苦手な方は閲覧にご注意くださいね。

パリのちょっと怖い観光スポット「Catacombes de Paris (カタコンブ・ドゥ・パリ)」、皆さんは訪れたことがありますか?

カタコンブ・ドゥ・パリは18世紀後半に一般公開されたパリの地下約20m にある世界最大の地下墓地です。全長は約1.7Km。そこには推定約600万人もの遺骨が納められているんだそうです!

他のヨーロッパの国々にあるカタコンベは最初から墓地を目的として造られたようですが、カタコンブ・ドゥ・パリはもともとは建築物に必要な石を採るための採石場だったようです。

パリの墓地不足により、遺骨を埋葬する場所が不足し、街の衛生環境が悪化したため、採石場であった地下通路を納骨堂にしたんだそうです。

現在はパリのディープな観光スポットとして世界中の観光客から大人気です!

そんなカタコンブ・ドゥ・パリに行って来たので、その時の様子を写真でご紹介したいと思います。

場所はパリ南部の14区にあります。最寄り駅はメトロ4号線と6号線、RER B線のDenfert-Rochereau(ダンフェール・ロシュロー駅)で、出口にもよりますが、いずれも徒歩すぐのところにあります。道路の真ん中にあるライオンの像が目印。

こちらが入り口です↑

入り口は最近リニューアルされました。入場制限があり、大人気な観光スポットだけあって入り口にはいつも長蛇の列ができています!!!

特に欧米系やフランスの田舎からの観光客が多い印象ですが、アジア系の観光客もちらほら。

朝の10時に行きましたが、なんと2時間待ちでした!!!はぁ~長かった。

夏の観光シーズンだと3時間待ちの場合もあるので、待つのが嫌な方は朝の早い時間に行って並んで待つか、あらかじめインターネットから予約をして行くことをおススメします!

予約の場合は入場料金は倍くらいかかってしまいますが、時間は節約できます。ちなみに通常の入場料は大人1人14€で、予約すると大人1人29€です。

こちらは入り口の裏の様子です↑

小さな公園みたいになっています。ここも最近リニューアルされてキレイになりました。

以前は木や柵で囲われていて見通しが悪かったせいか、ホームレスなどちょっと変わった人達が結構いましたが、現在は解放感溢れる感じで人々の憩いの場となっています。

さて、ここからはカタコンブ・ドゥ・パリの中の写真をいくつかご紹介します。

中の入り口の写真は撮り忘れてしまいましたが、入り口の上にはこんな言葉が刻まれてれていました。”Arrête ! C’est ici l’empire de la mort“(止まれ!ここは死の帝国である

そんなこと言われたら、まさに恐怖ですね!

写真はフラッシュをたかなければ、撮影OKです。中は薄暗くて、ひんやりとした感じです。地面はでこぼこしていたり、水たまりがあったりするので、スニーカーなど歩きやすい靴で来ることをおススメします。

とにかく骨!骨!骨!中を歩いているとだんだんと生きた心地がしなくなってきます。

こちらはフランス語で書かれた詩です。

骨や頭蓋骨はきれいに整然と並べられています。

こちらはワインの樽のような形ですね。

頭蓋骨でハートが描かれていたりもします♡さすが愛の国フランスですね。

こんな感じで、骨に囲まれながら、1.7Kmの距離を歩いていきます。

本当に骨だらけでゾッとしますが、見る価値ありだと思います。

人生で1度は見ておいて良かったなぁと思います。

こちらは出口です。出口ではセキュリティーの人が骨を盗んでいないか1人1人カバンの中などをちゃんとチェックします。

出口にはお土産屋さんもあるので、記念にカタコンブグッズが買えます。

死の世界から外に出た後の解放感は何と言葉に表したらいいのか… 「はぁ、やっと元の明るい世界に戻ってきたー!」という感じです(笑)

出口の目の前にカフェがあるので、そこで一息つく観光客がたくさんいます。カタコンブ見学後はカフェでほっと一息つくのもいいかもしれないですね。

いかがでしたか?

以上、カタコンブ・ドゥ・パリに行って来た時の様子でした。

まだ カタコンブ・ドゥ・パリを訪れたことのない方はぜひ足を運んでみてくださいね!

あっ、1人だとちょっと怖いので、家族や友人、カップルなどで行くことをおススメします。

詳しい最新の情報はこちらからどうぞ LES CATACOMBES DE PARIS ホームページ