フランスの子どもたちにとって大切な存在のdoudou

2019年9月8日

フランスでの子育てに欠かせないアイテムといったら、doudou(ドゥドゥ)です!

doudou とは何かご存じですか?

最近では、日本でもフランス流子育てが話題となっていて、すでにご存じの方も多いと思いますが、doudou とは、赤ちゃんが肌身離さず持ち歩いたり、一緒におねんねをするお気に入りのぬいぐるみや布、ハンカチ、スカーフなどのことです。

フランスではこの doudou が子育ての必須アイテムとなっているのです。

そこで今回は、doudou について少しお話したいと思います!

子どもに doudou が必要な理由

子どもに doudou が必要な1番の理由は、子どもに安心感を与えるためだそうです。

フランスでは子どもの自立心を育てるために、子どもは基本的に1部屋で1人で寝かせるので、そばにママとパパがいなくても寂しくないように、doudou と一緒におねんねします。

また、保育園や幼稚園に行くときも、寂しくならないように doudou を持たせます。フランスの保育園や幼稚園の持ち物リストには必ず doudou があるのです!

ママとパパがそばにいない時でも doudou と一緒なら大丈夫!という感じなので、子どもにとっては初めてのお友達みたいな感覚なんですかね。

というわけで、親と離れる機会の多いフランスの子どもたちにとって doudou は心の安定にもなり、必要不可欠な存在となっています。

doudou の与え方・選び方

doudou を与える時期や選び方はそれぞれの家庭によって異なってきます。

両親が doudou を選び、生まれてすぐに赤ちゃんの ベッドに置いてあげたり、子どもがちょっと大きくなったら、子ども自身に好きな doudou を選ばせたりします。

私の場合、出産祝いとして、色々な方々から本当にたくさんのぬいぐるみをプレゼントしてもらいました。そのため、我が娘は生まれたときから、たくさんのぬいぐるみに囲まれて生活してきました。

しかし、doudou の選択肢が多すぎるせいか、娘は1歳になりましたが、いろんなぬいぐるみを手にとっては投げたりして、まだ「これだ!」といって手放さないお気に入りのぬいぐるみはありません。

doudou がまだないせいなのか、私のそばから離れたがらず、私が娘の doudou になりかけている!?という状態です。笑

そろそろ、保育園にも入れる予定なので、「doudou を持たせないとなぁー」と思い、一応、生後すぐに友人からプレゼントで貰ったヒツジのぬいぐるみと一緒に毎日おねんねさせていますが、本人が気に入っているのかは謎です。言葉の通じない子どもに選ばせるのもなかなか大変だと実感。フランス人ママさんたちはどうしているのだろう?

というわけで、我が家は doudou 選びにちょっと苦戦しています。早くお気に入りの doudou を見つけてくれるといいなぁーという感じです!

doudou を使用しなくなる時期も特に決まっておらず、子どもによって様々です。

親は子どもから doudou を取り上げることはせず、子どもが自然と doudou の必要性を感じなくなり 、手放すまで待ちます。

街を歩いていると、doudouを持ち歩いている5,6歳の子どもの姿もたまに見かけます。

親にとってのメリット

doudou の存在は親にとってもメリットがたくさんあるんだそうです!

私自身はまだメリットをそんなに感じていないのですが、よく耳にするメリット3つをご紹介したいと思います。(もちろん子どもにもよりますが、、、)

まず1つ目のメリットは、doudou があれば、子どもが1人で寝てくれるようになることです。

2つ目は、家事などの用事でちょっとの間、子どもにかまってあげられない時に doudou があれば、子どもはdoudou と一緒に1人で遊んでいてくれたりします。

3つ目は、お出かけする際、子どもにdoudou を持たせれば、ベビーカーの中でおとなしくしていてくれたりします。

このように、なにかとdoudou は親にとってもありがたい存在なのです!

いかがでしたか?

doudou はただのぬいぐるみや布切れ1つであっても、それらは子どもに安心感を与えてくれ、フランスの子どもたちにとってはとても大切な存在なのです。




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