フランスでのコロナウイルス感染予防対策
世界中で感染者が増加中のコロナウイルス。
国や地域によって感染予防対策は様々だと思いますが、フランスではウイルスから自身や他人の身を守るためにフランス連帯保健省が4つの基本的なコロナウイルス感染予防対策を国民に呼びかけています。
現在、ツイッター上にもあるこの動画はテレビでもたびたび流れています。
① 手はこまめに洗う
手はこまめに石鹸や消毒液を使い、常に清潔にしておきましょうということです。フランスでは食事の前やトイレを出た後でも手を洗わない人が意外といるので、これを機に手洗いの習慣がつくといいなと思います。
② 咳やくしゃみは腕で受け止める
フランスでは握手で挨拶する習慣があるためか、普段から咳やくしゃみを腕で受け止める人が多いように感じています。フランス人の夫もいつも腕で受け止めています。日本人は手で受け止める人が多いと思いますが、腕なら手のひらにバイ菌も付かないので良い対策だなと思います。服は汚れてしまいますが...笑
③ 1度使用したティッシュは捨てる
日本人にとっては当たり前のことですが、フランスでは鼻をかんだティッシュでも捨てずに何回か再利用する人が多いよう...実際に使用済みのティッシュをポケットにしまうフランス人の姿をたまに見かけます。物を大切に使うという点では良いですが、衛生面を考えるとやっぱり一度使用したらゴミ箱に捨てるべきですよね。
④ 体調不良の場合は、使い捨てマスクをする
ウイルス感染の疑いがあれば、家に留まり、マスクをして他人に移さないよう注意しましょうとのことです。マスクをする習慣のないフランスですが、薬局でもマスクが品切れなので、体調が悪くなった時に備えてみんな買っているのかなと思います。
コロナウイルス関連で気になることがあれば、フリーダイヤル(0 800 130 000)で電話相談もできるようです。
万が一、コロナウィルスに感染してしまったかなと思ったら、かかりつけの一般医などには行かず、家に待機して、15番(SAMU)に電話するようにも呼びかけられています。病院に行ってお医者さんや他の患者さんに移してしまったら大変ですもんね。15番に電話すると、感染症に詳しい方々が対応してくれるらしいです。
他にも1000人以上人が集まるイベントを禁止にしたり、一部の地域では学校が閉鎖されたり、握手やビズの挨拶を控えようという呼びかけがされたり、などなど感染を食い止めるための様々な対策が取られてきています。
感染の拡大を食い止めるには一人ひとりの心がけも大切ですね!