ノートルダム大聖堂の火災から1年
2020年4月15日、フランスの世界遺産であるパリのノートルダム大聖堂の火災から、ちょうど1年が経ちました。
幸い、全焼はしなかったものの、尖塔が焼失するなど大きな被害を受けました。
1年前、テレビのニュースで火災を知った時は、かなり衝撃を受け、心が痛みました。
パリの自宅の窓から、空にモクモクと上がる黒い煙が見えたのを思い出します。
フランスはもちろん、世界中で悲しみが広がりました。
現在、テレビなどでは、ほとんどが新型コロナウイルスの話題なので、あまりニュースにはなっていませんでしたが、火災から1年が経った15日の夜20時、医療従事者の方々への感謝の気持ちも込め、1年ぶりにノートルダム大聖堂の大鐘の音色がパリの空に響き渡りました。
歴史の重みある音色が心に響きます ♪
現在は、新型コロナウイルスの影響で再建工事が進んでいない状況です。
また、いつかノートルダム大聖堂に登れる日を夢みて...
一日も早い復興を願っています。
【関連フランス語】
la cathédrale : 大聖堂
l’incendie : 火事、火災
le bourdon : (低音の)大鐘
résonner : 響く、鳴り響く
la reconstruction : 復興