【フランス新型コロナ】12月15日以降の感染対策

2020年12月10日(木)、カステックス首相が記者会見を行い、12月15日以降のコロナウイルス感染対策等について発表を行いました。

在フランス日本大使館からのメールを参考に発表内容を簡単に以下にまとめてみました。

フランスの感染状況

・1日あたりの新規感染者数が約5万人から約1万人に減少した。(ちなみに、12月10日の新規感染者数は13750人、死者数は病院のみで292人)

・新規感染者数は約1万人で横ばいの状態だが、横ばいから急増加する可能性あり。

・12月15日までに目標であった1日あたりの新規感染者数5000人以下は達成される見込みなし

・第2波の終わりに到達していない。

12月15日以降の措置

外出制限が解除される。(*日中に外出する際は外出証明書の所持が必要なくなる)

夜20時から翌朝6時まで夜間外出禁止令(couvre-feu)を適用。(*夜間外出禁止の時間帯に事情があり外出する際は外出証明書が必要)

・12月24日の夜のみ外出禁止令は適用されない。31日の夜は外出禁止令が適用される。

・20時以降は外での運動も禁止。

・地方間の移動が可能。

・映画館や美術館、スポーツ施設など人が集まる施設の再開は3週間延長し、1月7日に再開を検討。

・レストランやバーなどに関しては1月20日に再開を検討。

クリスマス休暇

・大人6人以上の集まりは避けるべき。

・高齢者や慢性疾患等のリスクのある人は移動せず、自宅にいることを推薦。

・海外領土との行き来の際には、出発前の陰性証明書が必要。

今年の大晦日は、夜間外出禁止令が適用されるので、シャンゼリゼ大通りなどで、パリの華やかなカウントダウンが見れないのは残念ですが、第3派を避けるためには必要な措置なので仕方ないですね。

来年は、皆が安心して、大切な人たちとクリスマスや大晦日を祝えるといいなと思います。