ギャラリー・ラファイエットの巨大クリスマスツリー2020
パリ・オペラ座のすぐ裏にある百貨店「ギャラリー・ラファイエット」では、クリスマスの時期になると巨大なクリスマスツリーが飾られます。
ちなみに去年のクリスマスツリーはこちらです→【ギャラリー・ラファイエットの巨大クリスマスツリー2019】
デコレーションのテーマは年ごとに異なるので、毎年、ツリーを見に足を運びたくなりますね。
というわけで、今年もギャラリー・ラファイエットの巨大クリスマスツリーを見に行ってきたので、今回はその時の様子について書きたいと思います。
2020年のテーマは「Le voyage de Noël(クリスマスの旅)」です。
今年は世界中で新型コロナウイルスが大流行し、国境が閉鎖されたりと、自由に旅行ができなくなった年であるため、訪れる人々が少しでも旅をしている気分になればという願いが込められているようです。
去年と同様に赤を基調としたツリーで、カラフルなオーナメントボールやプレゼントなどが飾られており、とっても豪華な印象!
猿や草花も飾られており、少しジャングルっぽい感じもします。
空中には金魚だったり、プロペラ機が飛んでいたりします。
ツリーの頂上には気球かな?
30分毎に音楽と共にツリーがキラキラときらめくショーも行われます。
ツリーの色も変わったりと、現実を忘れて、まるで夢の世界にいるような美しさです。
3階にはガラスウォークもあり、ツリーと記念撮影したり、素晴らし眺望を楽しむことができます。
毎年、この時期は世界中からの観光客などで店内はすごく混雑していますが、今年はコロナの影響で、観光客が非常に少なく、クリスマス前の週末でも店内は、それほど混雑はしていませんでした。
でも、ガラスウォークはやっぱり人気があり、長蛇の列ができていました。
ギャラリー・ラファイエットのもう一つの見どころはショーウインドー。
イルミネーションもとても上品な感じで綺麗です。
ここには、例年ほどではないけれど、まぁまぁ人が集まっていました。
ソーシャルディスタンスは、、、完全にありませんでしたね。
小さな女の子が世界中をあちこち旅して、様々なものに出会い、最後はたくさんのプレゼントを持ってパリに行き着くというような物語が11個のショーウインドーに表現されています。
ロシアの人形「マトリョーシカ」もありました。
ギャラリー・ラファイエットのショーウインドーは子ども達にも大人気で、子ども達はショーウインドーに張り付いて目を輝かせていました。
今年は自由に世界中を旅する事ができませんでしたが、ギャラリー・ラファイエットのツリーのおかげで、少しだけ旅気分を味わえました。
来年は皆が自由に旅行ができるようになるといいなと思います。
クリスマスの時期に、パリへお越しの際は、是非、ギャラリー・ラファイエットのイルミネーションを楽しんでみてくださいね。