フランス全土で毎晩20時に拍手
フランス全土で外出禁止令が発令され、住民隔離が行われる中、昼夜問わず、目まぐるしい医療現場でコロナウイルスと戦い続けている医療従事者や私たちの生活を支えてくれているすべての人たちに感謝を示すため、フランスでは毎晩20時ぴったりに住民が窓やバルコニーから拍手や声援を送るのが習慣になっています。
私の住むパリのアパルトマンでも、毎晩20時になると、大人も子どもも一斉に窓から顔を出し、頑張ってくれている人たちに大きな拍手と声援を送っています!
鍋を叩いて音を出したり、懐中電灯で光を送ったりする人もいます。
また、向かいのアパートの人たちとお互いに励ましあったりも、、、
なんだか映画のワンシーンのようで感動!
「こういう取り組みいいな」って心から思いました。
心が温かくなります。
というわけで、フランスでは20時は皆の気持ちが1つになる時間になりました。
はじめはパリだけかな?と思ったのですが、どうやら、SNS上で#OnApplaudit のハッシュタグが拡散され、フランス全土に自然と広まっていったようです。
コルシカ島でも同じように拍手が沸き起こっているようです。
パリのエッフェル塔も20時になると10分間キラキラと輝き感謝を表明。
モンパルナスタワーも5分間ライトの色が変わってピカピカと光り感謝を表明。
個人主義の国ですが、こういう時はフランスの人たちって団結力が強いなと思います。
イタリアでは皆で歌を歌ったり、スペインではピアニストが音楽を演奏したりして励まし合っているようですね ♪
コロナウイルスによって、大切な人の命が奪われたり、経済的に苦しくなったり、普通の生活ができなくなったりと、失われるものも多いけど、人々の優しさや絆、国民の団結力など再認識できる機会でもあるんだなと感じます。
医療に携わっている方々、私たちの生活を支えてくれているすべての人たちに心から感謝です!
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