フランス全土でレストラン等閉鎖

2020年3月14日、午後19時30頃から、フィリップ首相がテレビで会見を行い、コロナウイルスの急速な感染者増加を受けて、フランス全土のレストランやカフェ、バー、映画館、ディスコクラブ等を新たな指示がでるまで閉鎖すると発表しました。

薬局や食料品店、銀行、ガソリンスタンドといった生活に必要不可欠なお店以外はすべて閉鎖するみたいです。

交通機関も運行本数を減らすよう。どうしても職場などに行かなくてはならない人以外は交通機関の利用も避けてほしいとのこと。

そして、ウイルスの流行状況はついにステージ2からステージ3へ、、、

友人や親戚などを家に招くのも控え、不要不急な外出はなるべくしないようにも呼びかけていました。

現在、感染者は4500人以上で死者は91人。

現状を考えれば、学校閉鎖もレストラン等閉鎖もやむおえない措置です。イタリアのように医療崩壊が起きてしまったら、状況はもっと悪い方向に進んでしまうので、早めに取れる措置はどんどん取っておいた方が良いですね。

ルーブル美術館やエッフェル塔、ディズニーランド、ベルサイユ宮殿なども新たな指示がでるまで閉鎖されました。

パリ市内の図書館も全館閉鎖です。

近所の郵便局も従業員が家で子どものお世話をしないといけないので閉鎖です。

とにかく、今は1人1人ができるだけ感染予防に努め、感染を拡大させないことが大切ですね。

マクロン大統領の演説の翌日、近所のスーパーに買い出しに行ったら、激込みだったため、「欲しいものは買えないだろう」と思い、少し足を延ばして、かなり面積の広いモノプリに行ってきました。

そこでもパスタはほとんど売り切れで、トマトソースもかなり品薄状態。

冷凍食品や石鹸などの棚も結構ガラガラでした。

嬉しいことにトイレットペーパーは山積みになって販売されていました。

ついにパリでも買い溜めが始まってきたようですね!

お店でビックリしたのが、アジア人以外でマスクをしている人の姿をたくさん見かけたこと!たくさんといっても10人程ですが、、、

マスクのみならず、ビニールやゴム手袋をして買い物をしている姿の人も何人か見かけました。数人の店員さんも手袋を着用して仕事をしていました。

ちょっとずつ国民の間にも緊張感が増してきたように感じます。

しかし、、、こんな非常事態の時でも黄色いベスト運動のデモは決行!100人以上の集会は禁止されているはずなんですがね、、、

さすがフランス!笑

ウイルスが終息して普通の日常生活に戻れる日が待ち遠しいです。