【パリ6区】日本人シェフの美味しいレストラン「Shiro」

パリには日本人のシェフが務める美味しいレストランがたくさんありますよね。

今回は、2021年にオープンしたパリ6区にある日本人のHiroyuki Ushiroシェフが務める美味しくて人気のレストラン「Shiro」をご紹介したいと思います。

こちらのレストランでは、フランス料理と日本料理を融合させた日仏のフュージョン料理を味わうことができます!

場所はサン・ジェルマン・デ・プレ教会のすぐ近くにあります。

住所:168 Boulevard St Germain 75006 Paris
営業日:月曜日から日曜日(定休日なし)
営業時間:12h00-14h00, 19h00-22h00(週末は22h15まで)
 
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私たち夫婦もお気に入りのレストランで、年に1回くらいのペースで足を運んでいます。2023年の10月に、夫と一緒にランチで訪れたので、実際に食べた料理やその時の様子を書きたいと思います。

店内はシックな雰囲気で、オープンキッチンになっているので、客席からキッチンの様子も見えます。

メニュー表はないので(お願いしたら持ってきてくれるかもしれないです)、テーブルにあるバーコードを読み取って携帯でメニューをチェックして注文します。

アラカルトで前菜からデザートまで自分の好きな料理を選べる他、お手頃価格なBento(お弁当)もあり、35€で9種類(前菜×6,メイン×2、デザート×1)のShiroの料理を1箱で楽しむことができます。こちらは、ランチのみ注文可能。

OMAKASÉのコース料理もあり、今回、私たちはOMAKASÉの7Étapesを注文しました。こちらは128€でアミューズも含めて計8皿(アミューズ+前菜2品+魚+貝+肉+プレデザート+デザート)を楽しむことができます。

スタッフの方が料理をサーブしてくれてる際に、一品一品、丁寧に料理やワインの説明をしてくれます。

まずは、アミューズから。カボチャのふわふわとしたムースにウナギの蒲焼。アミューズから日本の味を味わうことができて、前菜の前に、すでに幸せな気分になりました!食前酒に日本酒もいただきました。

こちらは1品目の前菜です。紫蘇のソースがとにかく絶品で、魚ともよく合っていて美味しかったです。写真ではわかりにくいですが、ドライアイスを使った演出もあり、視覚と味覚を満足させるとても素敵な一品でした。

こちらは2品目の前菜です。魚の上に乗っているのはなんと葡萄!魚と葡萄の組み合わせは初めて食べましたが、とても美味しかったです。見た目も華やかで可愛らしく驚きの一皿でした。

こちらはメインの魚料理です。鱈にカリフラワーのソース、旬のジロール椎茸のソテーも添えられていて、季節を感じられる美味しい一皿でした。

こちらはメインの貝料理です。黄色と緑のコントラストが鮮やかな一皿。ホタテはぷりっぷりで、焼き加減も完璧でした。そして、このブロッコリーが美味しすぎて感動しました!歯ごたえも味もすごく良くて、人生で食べてきたブロッコリーの中で1番美味く感じました。たかが、ブロッコリーでもプロの手にかかれば、ここまで美味しく調理できるんだなぁと関心させられました。

こちらはメインの肉料理です。私たち夫婦のお目当ては、ここの和牛です!オプションで+30€でお肉を和牛に変更することができます。ソースも絶品で、和牛の焼き加減はいつも完璧!口に入れた瞬間、トロ~ととろけて、お肉の旨味が口いっぱいに広がり、毎回、夫と一緒に舌をうならせています。赤ワインとも相性ばっちり!近年、日本の和牛はフランス人の間でも人気がありますよね。

こちらは、プレデザートです。プレデザートとは、メインのデザート前の口直し用のデザート。ベリー系のアイスでさっぱりしていて、とても美味しかったです。

こちらが最後のメインのデザートです。いちじくやくるみなど旬の果物を使ったデザートが秋を感じられる一皿でした。お皿も芸術的で素敵ですよね。

料理とワインのペアリングもメニューにあるので、美味しい料理と一緒に美味しいお酒を楽しみたいという方にはおすすめです。

スタッフの皆さんもとても親切で雰囲気も良いので、おススメのレストランです。

パリを訪れた際は、是非「Shiro」を訪れてみてくださいね。