パリでコルシカ料理が楽しめるレストラン「U. MULINU」
パリにはコルシカ料理専門のレストランがいくつかありますが、今回はパリ5区にあるコルシカ料理が楽しめる私のおススメのレストラン「U. MULINU」をご紹介したいと思います。
場所はパリ5区で Les Hôpitaux Universitaires Pitié Salpêtrière(サルペトリエール病院)という大きな病院の近くにあります。
最寄り駅はメトロ⑤番線の Saint Marcel 駅です。
フランス国鉄の Austeriltz(オステルリッツ)駅からも徒歩数分で行けます。
店内にはコルシカ島のポスターやコルシカ島のビール瓶が壁に飾られていたりと、一歩店内に入ればもうそこはコルシカ島!
今回は天気が良かったので、テラス席で夫とランチを頂きました。
メニューはコルシカ語で表記されていますが、下にフランス語でちゃんと料理の説明が書いてあるので、コルシカ語が分からなくても安心。
まずは、前菜のおつまみに、コルシカ島産のシャルキュトリーの盛り合わせを注文しました。コルシカ島のシャルキュトリーは本当に美味しい!そのまま食べても肉の旨味がしっかり感じられて美味しいですが、たっぷりバターを塗ったパンと一緒に食べても美味しいです。
続いて、こちらは私が注文した Risotto du Cap Corse (カップ・コルスのリゾット)です。カップ・コルスはコルシカ島の北端の半島のことです。
魚介のスープで作ったリゾットは、とても美味しかったです。
コルシカ島はイタリアにも近いので、イタリア料理の影響も受けているのかな。
こちらは夫がメインに注文した Stufatu di vitellu という柔らかく煮込んだ牛肉とじゃがいもを使った料理。
一口味見をさせてもらいましたが、お肉がすごく柔らかくて、ソースがとくかく絶品でした。
デザートには栗のケーキを注文。
コルシカ島は栗の粉(farine de châtaigne)が有名で、料理やデザート、パンなどによく使われます。
コルシカ島産の栗の粉を使ったケーキはほんのり甘く、ふわふわ、もちもちで美味しかったです。付け合わせの栗のクリームともよく合いました。
デザートのメニューにはコルシカ島で有名なチーズ「ブロッチュ」を使ったバノフィーパイやコルシカ島で有名なクッキー「カニストレリ」を使ったタルトなどもありました。
お会計はランチに2人で80ユーロほどだったと思います。
店員さんも気さくな感じで、とても親切です。
日本では、コルシカ島料理に出会うのがなかなか難しいと思いますが、パリまで来たら、是非、「U. MULINU」に足を運んで、コルシカ島本場の味を堪能してみてくださいね。