【我が家の定番キッシュ】赤パプリカのキッシュ

2020年5月17日

フランスの家庭でよく食べられる「キッシュ(Quiche)」。

日本でもフランス語のまま「キッシュ」と呼ばれていますね。

簡単に言ってしまえば、卵と生クリームを使ったタルトです。

一般的なのは「キッシュ・ロレーヌ」といって、具がベーコンだけのシンプルなものですが、色々な野菜や肉などを入れて自分のお好みにアレンジができます。

私もフランスに来てからは、お好みの具を入れて様々な種類のキッシュをよく作っているのですが、今回は、その中でも一番美味しいと感じる我が家の定番キッシュのレシピをご紹介したいと思います。

我が家でよく作るキッシュは「赤パプリカのキッシュ/Quiche aux poivrons rouges」です!

【材料】(4人前)

パイ生地シート(pâte brisée) 1枚
ベーコン( lardons ) 100g
赤パプリカ(poivron rouge) 1つ
シブレット(ciboulette) 適量
卵(oeufs ) 3つ
生クリーム(crème fraîche) 200ml
牛乳(lait)100ml
チーズ(fromage)適量
ナツメグ(muscade) 少々
塩(sel) 少々
コショウ(poivre) 少々
 
【作り方】
 
1.オーブンを200度で予熱しておきます。
 
2.容器にパイ生地シートを敷いて、フォークで生地を適当にさします。容器からはみ出た生地は内側に折り込みます。
 

3.クッキングシートを生地の上に敷き、生地が膨らむのを防ぐために、お米を敷きます。お米じゃなくても重りになるようなものだったらOK。

4.オーブンが温まったら、生地をオーブンに入れて約10分焼きます。少し焼き色がついていたらOKです。

5.赤パプリカを食べやす大きさに切り、オリーブオイルを敷いたフライパンで炒めます。パプリカに火が通ってきたら、ベーコンも一緒に炒めます。

6.ボールに卵を入れてよく溶いでから生クリームと牛乳を入れ、よく混ぜます。ナツメグと塩、コショウを加え味を整えます。

7.生地が焼けたら、生地の上に炒めたパプリカとベーコンを均等に乗せ、適当に切ったシブレット(ネギの一種)も乗せます。

8.生地の上に具を乗せたら、⑥を流し入れ、チーズをたっぷり乗せます。チーズの種類は何でもいいのですが、私はコンテが好きなので、コンテをよく使っています。

9.180度のオーブンで約20分焼いたら完成です!

キッシュは一見おしゃれで、作るのが難しそうと思われる方がいると思いますが、意外と簡単に作ることができるんですよ。

パイ生地から作るとちょっと面倒ですが、フランスではありがたいことにパイ生地シートが1ユーロ以下で買えます。

料理がそんなに得意ではない私でもキッシュだったら失敗率は低めです。笑

赤パプリカは少し甘みがあり、ベーコンのしょっぱさとバランスがとれて、とても美味しいので、我が家では、このキッシュを何度もリピートしています!

皆さんも是非、作ってみてくださいね!