【外出制限解除初日】パリの街の様子

2020年5月13日

約2ヵ月(55日間)にわたったフランスの外出制限。

2020年5月11日からついに制限の緩和が始まりました。

今回は外出制限解除初日のパリの街の様子(自宅周辺&ニュースで見たこと)について少し書きたいと思います。

外出制限が緩和されたといっても、パリはまだ赤ゾーン(感染が広がっている地域)なので、公園などは閉鎖しているため、私は外出制限中の生活とほぼ変わりありません。

外出するのは主に娘との近所の散歩くらいです。

ただ外出時に外出証明書の所持が必要なくなったので、精神的にはかなり楽になりました。

あと、外出制限中は散歩中に娘が途中でグズる場合を想定して、時間や距離を常に気にかけていたので、時間を気にせずに散歩できるようになったことも嬉しいです。

外出制限解除初日は風が強かったので、そんなに人は出ていないかなと思いつつ、夕方に近所を散歩したら、かなりの人!やっぱり出てましたね。

小学生や中学生くらいの子どもたちが数人で集まって楽しそうにお喋りしていたり、高校生くらいのカップルが手を繋いで歩いていたり、ベンチでキスをしていたり、、、

みんな久しぶりにお友達や恋人と再会できて嬉しそうな様子でした!

11日からは交通機関でのマスク着用が義務になったせいか、街中では8割くらいの人がマスクを着用していました。今ではマスクをしていない人の方が目立ってしまう感じになりつつあります。

フランス語版のツイッターには#JamaisSansMonMasque(マスク無しなんてありえない)といったハッシュタグも拡散されています。

予約制ではない男性専用の美容室の前には行列ができていました。

ニュースではパリのサンマルタン運河沿いでお酒を飲んでアぺロを楽しむ大勢のパリジャンの姿が映し出されました。後々、警察官が駆け付けて退散させたらしいですが、、、

この事態を知ったカスタネール首相は即、サンマルタン運河沿いでのアルコールの飲酒禁止をパリ知事にお願いしたそうです。対応が早いですね!

メトロの13号線は大勢の人で溢れ、社会的距離をとるのが困難なほど混雑したようです。

まぁ、ちょっと想像どおりの外出制限解除初日でした。

これからも社会的距離をとるなど、引き続き慎重に行動して日常生活を送りたいと思います。