【フランス料理】ポム・ドフィーヌ / pommes dauphine

ポム・ドフィーヌ(pommes dauphine)というフランスで人気の食べ物をご存じですか?

ポム・ドフィーヌは、じゃがいものピュレとシュー生地を混ぜ合わせて油で揚げたフランスの名物料理です。お肉料理などの付け合わせとしてもよく出されます。

子どもから大人まで皆が大好きな料理!

フランスのスーパーに行けば、冷凍のポム・ドフィーヌが簡単に手に入りますが、夫が子どもの頃、おばあちゃんがいつも家で手作りしていたというので、私も自家製ポム・ドフィーヌに挑戦してみました。

レシピを簡単にご紹介します。

【材料】

じゃがいも(pomme de terre)500g
小麦粉(farine)120g
バター(beurre)80g
水(eau)150ml
卵(oeuf)3個
塩(sel )適量
 
【作り方】
 
じゃがいものピュレ
 
1.じゃがいもの皮を剥き、半分に切る。沸騰したお湯に塩を入れ、じゃがいもを約30分間、柔らかくなるまで茹でる。
 
2.じゃがいもが茹で上がったら、裏ごし器やピュレ用のマシーンでじゃがいもを裏ごししてピュレを作る。
 
シュー生地
 

3.鍋に水、バターを入れ、混ぜながらバターが溶けるまで約2分間待つ。

4.塩を適量入れ、小麦粉をすべて入れる。
*お好みでナツメグやコショウなど入れてもOK。
 

5.火からおろし、木さじで3,4分よく混ぜる。

6.ボールに5を移し替えて、卵を1個ずつ入れ、よく混ぜたら、シュー生地の完成。

7.じゃがいものピュレとシュー生地を混ぜ合わせたら、ポム・ドフィーヌの生地が完成。

8.生地をスプーンですくって、小麦粉を付けながら、手で小さな丸い形にする。
*小麦粉を付けずに、生地を絞り袋に入れたり、スプーンですくって、そのまま油の中に落として、揚げたりするレシピもあるので、お好みで。
 

9.170℃~180℃くらいの温度の油で1、2分揚げたら、ポム・ドフィーヌの完成!

コロコロっとした見た目がとても可愛いですよね。

外はカリっ、中はふんわりとした食感でとても美味しいです!

夫は「おばあちゃんの味とは、少し違うけれど、とても美味しい」と言って喜んで食べてくれました。2歳の娘も気に入ったようでパクパクと口に運んでいました。

子どもにとっては、日本でいうアンパンマンポテトみたいな感じですかね(笑)

私は何も付けずにそのまま食べるのが好きですが、ケチャップやマヨネーズなどのソースを付けて食べても美味しくいただけます。

料理する手間は少しかかりますが、家にあるシンプルな材料だけで作れるので、皆さんも是非、ポム・ドフィーヌを作ってみてくださいね!