【フランスで妊娠】麻酔科医との面談
無痛分娩が主流のフランス。
もちろん普通分娩か無痛分娩で生むのか決めるのは妊婦さん自身ですが、フランスでは、約80%の妊婦さんが硬膜外麻酔(仏:péridurale)による無痛分娩で出産をします。
仕事をしている女性の多いフランスでは、産後の職場復帰も早いので、産後の回復が早いと言われている無痛分娩を選択する人が多いのかなと思います。
しかも、フランスは無痛分娩が無料!
フランスの産院には24時間体制で麻酔科医が必ずいるので、日本のように、あらかじめ入院日を決めて出産する計画(無痛)分娩ではなく、陣痛や破水などが起きてから産院に行き麻酔を打って出産するというのが一般的です。
私も1人目、2人目をフランスで出産するとなった時は、迷わず、無痛分娩を選択しました。
フランスで無痛分娩を希望する場合は、あらかじめ出産前に麻酔科医との面談(仏:consultation d’anesthésie)が必須です。
そこで今回は、私がフランスで2人目の妊娠中に行った麻酔科医との面談の様子を少し書きたいと思います。
麻酔科医と面談する時期
麻酔科医と面談する時期は、妊娠後期の34週目(妊娠8ヵ月)くらいに行われます。
アンケート用紙に記入
病院によっても違ってくると思いますが、私の産院では、麻酔科医との面談日の前にあらかじめ助産師さんから無痛分娩で出産するためのアンケート用紙を貰ったので、麻酔科医との面談日当日までに必要事項を記入し、面談当日に持参しました。
アンケート内容の一部↓
などなどです。
麻酔科医との面談日当日
予約をした時間に記入したアンケート用紙を持って産院に行き、面談を行いました。
今回の麻酔科医の先生はロシア人男性でした。ちなみに1人目の時はフランス人女性。
アンケート用紙を確認し終えたら、無痛分娩について軽く説明を受け、「無痛分娩は1度経験済みだから、なんとなく分かるよね?」的な感じで、15分くらいで終了でした!
1人目の時は、違う産院で出産しましたが、その時の面談では、初めての出産ということもあり、硬膜外麻酔を打った後に自分で麻酔の量を調整できるボタンを実際に見せてくれたり、麻酔の針を打つ場所の確認をしたりと、面談時間はもっと長かった気がします。
というわけで、もしフランスで無痛分娩を希望されるなら麻酔科医との面談は必須です。病院によっては麻酔科医との面談をしていないと無痛分娩できないという場合もあるそうです。
これからフランスで妊婦生活を送る方々の参考に少しでもなれば嬉しいです。