ジロール茸のスープ/ Velouté de girolles

2020年11月15日

こちらの記事→【フランス流ポトフの作り方&食べ方】でフランスではポトフのスープは別で食べる、または他の料理に使用するということをご紹介しました。

ポトフを食べた翌日、夫がポトフのスープを使用してジロール茸のスープを作ってくれ、とっても美味しかったので、ジロール茸のスープの作り方をご紹介したいと思います。

【材料】
ジャガイモ 3個
ジロール茸 300g
エシャロット 2つ
バター 50g
ブイヨンスープ 1.5リットル
塩コショウ 適量
生クリーム 適量
パセリ 適量

【作り方】

1.ジャガイモを洗って皮を剥き、キューブ状に切ります。

2.ジロール茸についている土などを水や濡れた布巾などでキレイに落とします。

*ジロール茸は水で洗いすぎてしまうと香りが落ちてしまうので、洗いすぎないように注意。

3.バターをひいた鍋にエシャロットを入れ、柔らかくなるまで炒めます。

4.エシャロットが柔らかくなったら、ジロール茸を入れ強火で5分間炒めます。盛り付け用にいくつかジロール茸を取っておきます。

5.ジャガイモを加え、あらかじめ熱しておいたブイヨンスープを入れ、弱火で20分間茹でます。(今回、ブイヨンスープはポトフのスープを使用しましたが、お湯にブイヨンキューブを入れてブイヨンスープを作ってもOKです。)

6.スープがなめらかになるまでミキサーにかけます。味を見て、必要があれば塩コショウで味を調えます。

7.最後に器にスープをよそい、生クリームとパセリ、ジロール茸を盛り付ければ完成です。飾りのジロール茸は食べてしまってから写真を撮ったので、上記の写真にはジロール茸が入っていません。すみません(笑)

la girolle(ジロール茸)は日本では知名度がそんなに高くないようですが、フランスでは夏から秋頃にかけてスーパーやマルシェでよく売られています。

フランスは秋頃になると、ジロール茸の他にも le pied-de-mouton(ヒツジの足)というちょっと変わった名前のキノコだったり、種類豊富なキノコがお店に並びます。

ジロール茸は下処理がちょっと面倒ですが、香りが高くとっても美味しいです。

是非、ジロール茸のスープを試してみてくださいね!寒い季節にはピッタリです!

あと、ジロール茸はオムレツなんかに入れても美味しくいただけますよ。