クレモンティーヌのパウンドケーキ / Cake à la clémentine

フランスでは寒い季節になると、クレモンティーヌがお店にずらっと並びます。

クレモンティーヌ」は日本でいうと「みかん」みたいな柑橘系の果物ですが、みかんよりは酸味が弱く小ぶりでとっても美味しい果物です!

毎年、冬になるとよく買って食べています。

フランスのスーパーなどではスペイン産のクレモンティーヌがよく販売されていますが、フランスでクレモンティーヌを食べるならコルシカ島産が断然おススメです!

スペイン産に比べるとコルシカ島産のクレモンティーヌは、実がぎっしり詰まっていて、甘みも強い感じがします。

我が家は夫がコルシカ島出身ということもあり、コルシカ島産のクレモンティーヌしか食べないのですが、コルシカ島産のクレモンティーヌは本当に最高です!

(国外産のに比べるとお値段はちょっと高めですが、、、)

というわけで、コルシカ島産のクレモンティーヌを使ってパウンドケーキを作ってみたら、簡単ですごく美味しかったので、今回はそのレシピをご紹介したいと思います。

【材料】

クレモンティーヌ 2つ
卵 2個
砂糖 100g
バター 80g
小麦粉 75g
ベーキングパウダー 大さじ1
シュガーパウダー 適量
 

【作り方】

1.オーブンを190度に予熱をしておきます。

2.卵の卵黄と卵白を分け、ボールに卵黄と砂糖を入れ混ぜます。

3.溶かして柔らかくなったバターを加え混ぜます。

4.クレモンティーヌの外皮の小片(ゼスト)と果汁を加えます。

5.小麦粉とベーキングパウダーをふるいにかけて入れ、生地がなめらかになるようによく混ぜます。

6.卵白を泡立て、メレンゲを作ったら生地に慎重に入れます。

7.バターを塗った型に生地を入れ、オーブンで約40分焼きます。

8.最後にシュガーパウダーでデコレーションしたら完成です!

フワフワというよりはしっとりした感じに仕上がりました。

クレモンティーヌの爽やかな香りがしてとっても美味しかったのですが、個人的にはちょっと甘すぎたかなと感じたので、甘いのが苦手な方は砂糖の量を減らしてみてもいいと思います。

皆さんも是非、クレモンティーヌのパウンドケーキ作ってみてくださいね!

【関連フランス語】

la clémentine : クレモンティーヌ
la Corse : コルシカ島
la recette : レシピ
le sucre : 砂糖
le beurre : バター
la farine : 小麦粉
la levure chimique : ベーキングパウダー
la préchauffage : 予熱
mélanger : 混ぜる
incorporer : 合体させる、加える、入れる
le zeste : ゼスト
le jus : 果実
monter les blancs en neige : メレンゲを作る
le moule : (ケーキなどを作る)型
démouler : 型から取り出す