【夏の絶品デザート】フランス人の有名シェフが考案したピーチメルバを作ってみた

夏は桃が美味しい季節ですね!

夏になるとフランスのスーパーやマルシェにも桃がたくさん並び、安く買えるので、我が家には桃が常にストックしてあります。

フランスは果物が安く買えるので嬉しい!!!

というわけで、今回は、桃を使ったフランスで人気のある夏にぴったりなデザート「ピーチメルバ(英:Peach Melba)」を作ってみました。

ちなみに、フランス語では「ペッシュ・メルバ(Pêche Melba)」と言います。

私は日本でピーチメルバを食べたのは、たった1度だけ、、、

フランスでは人気のデザートでレストランのメニューでもよく見かけますが、日本では聞いたことはなるけれど、実際に食べた事がないという方も多いかと思います。

ここでは、ピーチメルバの歴史や作り方などをご紹介したいと思います。

ピーチメルバとは?

「ピーチメルバ」とは、バニラアイスの上にシロップ漬けした桃(桃のコンポート)を乗せてフランボワーズのソースをかけたシンプルなデザートです。

いつどこで誰によって考案されたデザート?

1894年にイギリス、ロンドンのサヴォィ・ホテルで料理長を務めていたフランス人有名シェフのオーギュスト・エスコフィエ氏(Auguste Escoffier)によって考案されたデザートです。

ピーチメルバの名前の由来~誕生

オーストラリアのソプラノオペラ歌手であるネリー・メルバ(Nelie Melba)のために作ったデザートであることから「ピーチメルバ」と名付けられたそうです。

彼女がロンドンのコヴェント・ガーデンでのワーグナーの作品「ローエングリン」の公演にエスコフィエ氏を招待し、その招待のお礼に彼がロマンティックなオペラ「ローエングリン」にちなんだデザートを考案し彼女に提供したそうです。それが「ピーチメルバ」!

ピーチメルバの作り方

【材料】2人分

バニラアイス 適量

・コンポート用
白桃 2つ
水 700ml
砂糖 100g
レモン汁 適量
バニラビーンズ 適量
 
・ソース
フランボワーズ 50g
砂糖 適量
 
【作り方】
 
1.桃をよく洗い、縦に半分に切って種を取る。*桃を丸ごと茹でて後で切ってもOK。
 
2.鍋に水、砂糖、バニラビーンズを入れて沸騰したらレモン汁を入れ、桃を皮が付いている方を下向きにして鍋に入れる。バニラビーンズが無かったので、バニラシュガーで代用。
 
3.15分ほど弱火で煮たら、火からおろし、桃を入れたまま粗熱を取る。
 
4.桃の皮を剥いて冷蔵庫で冷やす。
 
5.フランボワーズに砂糖を入れ、ソース状になるまで火にかける。
 
6.こし器でこす。
 
7.パフェ用のグラスにバニラアイス、桃のコンポートを乗せ、フランボワーズソースをかければ完成!トッピングはご自由に。
 
自宅にパフェ用グラスが無かったのでビール用グラスを使用(笑)
 
 
今回は、アーモンドスライスとミント、フランボワーズをトッピングしてみました。 
 
ピンク色のグラデーションがとってもきれいで見た目もお洒落で上品なデザートですね。
 

桃の甘さとフランボワーズの甘酸っぱさが良く合いとっても美味しい!

本来の「ピーチメルバ」はバニラアイスと桃のコンポートにフランボワーズソースをかけるというシンプルなものですが、ソースの味を変えたり、生クリームを添えたりして自分で色々とアレンジしても楽しいですね。

簡単に作れて美味しいので、暑い夏の季節には是非「ピーチメルバ」作ってみてくださいね。