フランスのスーパーで買える日本食品

2020年3月12日

海外に住んでいると、ふと日本食が恋しくなって、カップラーメンが食べたくなったり、自分で日本の料理を作って食べたくなることがありますよね。

パリ在住の日本人が多かったり、フランス人の日本食ブームが背景にあるおかげか、パリには「京子」という日系の日本食料品店や「Kマート」という韓国系のスーパーなどアジアの食品を扱っているお店も多く存在し、そういうお店に行けば、簡単に日本の食品を購入することができます。もちろん値段は日本と比べるとかなり高いですが…

あとは、Monoprix(モノプリ)やCarrefour(カルフール)といったフランスのスーパーでも、パリである程度大きな面積の店舗ならエスニック食品のコーナーが売り場の一画に設けられています。アジア系の食料専門店に比べたら、商品の数や種類は少ないですが、一応、フランスのスーパーでも日本食品を購入することができるのです。

そこで、今回はフランスのスーパー(モノプリ)でどのような日本食品が買えるのかをご紹介したいと思います。

写真は近所にあるモノプリのエスニック食品コーナーです。

お酢やワサビ、ショウガ、うどん、寿司用のお米、醤油が販売されています。

これらの商品はすべて「楽 Tanoshi(たのし)」というブランドのものです。

黒いラベルにピンクの文字で楽と書かれているのが特徴です。

名前からして日本のメーカーではなさそうですよね。

「日本でこんなブランドの商品を見たこともないし…」と思いつつ、気になったので、調べてみたら、これは有機食品やエスニックメーカー食品を扱っているディストルボール社(Distriborg)という会社が2008年に展開し、フランスに輸入しているブランドのようです。

先日、このブランドの酢をみりんだと勘違いして購入してしまいました。

残念ながら、みりんはフランスのスーパーでは販売していないようです。涙

商品ごとに生産国が異なるようですが、「楽」のお酢はメイド・イン・ジャパンでした。

「キッコーマン」の醤油も販売しています。パリで中国人が経営する多くの日本食レストランの卓上にはこの「キッコーマン」の醤油がよく置いてあります。

私は醤油は日本に帰国した際に買って、パリに持って帰ってくるのですが、醤油がなくなったら、モノプリやカルフールでこの「キッコーマン」の醤油を買っています。

近所にアジア系のお店がなく、わざわざアジア系のお店に行って買うのは面倒なので…

値段は4€ちょっと。約500円でこの量と考えると高いですよね。

ちなみに、生産国はオランダです。

RAMEN(ラーメン)?も売っています。

パッケージにはラーメンと書いてありますが、写真はどう見ても焼きそば(笑)

しかも、右端のものは SOJA CARAMEL(キャラメル醤油)味!

いったいどんな味なのか気になりますね。

今度、買って食べてみようと思います。

自宅でお寿司が楽しめる寿司キットなんかも販売しています。

海外で人気の日本食といえば、やっぱりお寿司ですもんね。

ホームパーティーの際なんかにいいのかもしれませんね。

海苔が3枚、200gのお米、醤油、ワサビ、ショウガ、巻き簾、箸が二膳、レシピがセットされているようです。

レトルトの味噌汁も販売しています。

味噌汁が好きなフランス人は多いと思うので、需要がありそうですね。

NISSIN(日清)のSoba(焼きそば)も販売しています。

こちらは実際に何度か食べたことがありますが、普通に美味しかったです!

作り方もとっても簡単なので、パパっと軽くランチを済ませたい時に買っています。

カップヌードルもあります。上記の写真には1つしかありませんが、味の種類は何種類かあります。カップラーメンはたまに食べたくなるので、こちらもたまに買って食べています。

以上、フランスのスーパーで買える日本食品のご紹介でした。

お店によっては品揃えが多少異なるかもしれませんが、フランスのスーパーのエスニック食品コーナーはだいたいこんな感じです。

パリに滞在中、カップラーメンや味噌汁などの日本食がふと恋しくなったら、モノプリやカルフールといったフランスのスーパーに立ち寄ってみてくださいね!

醤油が手に入れば、料理の幅もぐんと広がりますね。

【関連フランス語】
le supermarché : スーパーマーケット
les produits alimentaires : 食料品
le rayon : (お店の)売り場
la sauce soja : 醤油
le vinaigre : 酢
les nouilles : 麺
le gingembre : ショウガ