フランスの葉酸サプリメント

葉酸は妊娠初期の胎児の成長に重要とされている栄養素ですね。

妊婦さんが葉酸を十分に摂取すると胎児が神経管閉鎖障害を発症するリスクを下げる効果があると言われているので、日本でも葉酸サプリメントを飲んだり、ほうれん草や苺など葉酸がたくさん含まれている食べ物を意識的に食べて栄養を摂取している妊婦さんも多いと思います。

日本では葉酸サプリメントの摂取は義務ではないと思いますが、フランスでは葉酸サプリメントの摂取が義務なのか、ドクターから「摂取しないといけないよ」と言われました。

「フランスの普段の質素な食事では栄養を補うことが難しいのかな」と思いますが、やっぱり国が違えば、妊娠時の対応も変わってきますね。

そこで今回は、私がフランスで妊娠した際に、実際に使用した葉酸サプリメントを簡単にご紹介したいと思います。

フランス語で葉酸って何て言う?

フランス語で「葉酸」は「acide folique(アシッド・フォリック)」と言います。

また、「vitamine B9 」ともよく言われています。

葉酸サプリメントの貰い方

フランスで妊娠したかもと思ったら、まずは、かかりつけの一般医へ予約(RDV)を取ります。

市販の妊娠検査薬で陽性の結果が出たことを伝えると、血液検査やエコグラフィーを受けるための書類と同時に、葉酸サプリメントの処方箋をくれます。

妊娠初期の3カ月間はサプリメントを摂取して栄養を補うのが好ましいらしいです。

日本の厚生労働省も妊娠1ヵ月前から妊娠3ヵ月までの十分な葉酸の摂取が推薦しているようですね。

処方箋を持って薬局へ行くと、葉酸サプリメントが貰えます。

それがこちら↓

薬局で受け取ったのは、とりあえず1ヵ月分。1ヵ月後にまた受け取りに行く感じなので、それまで処方箋は大事に保管。

葉酸サプリメントの費用

なんと、サプリメントの費用は無料!

フランスは妊娠や出産に関しては、ほぼ無料というのが嬉しい。

葉酸サプリメントの飲み方

サプリメントは小さな錠剤タイプになっていて、これを1日1錠飲みます。

匂いや味も全く無いので、とても飲みやすいです。

ドクターによっては、対応が違うこともあるかもしれませんが、葉酸サプリメントが無料ですぐに貰えると思うので、「フランスで妊娠したかな」と思ったら、早めにかかりつけのお医者さんへ行くことをおススメします。

【関連フランス語】

l’acide folique : 葉酸
la grossesse : 妊娠
l’ordonnance : 処方箋
le médecin généraliste : 一般医