疲れた時に使えるフランス語フレーズ10選

2021年10月22日

フランス語で「疲れた」と言う時、どう言えばいいのか、ご存じですか?

ここでは、疲れた時に使えるフランス語のフレーズ10選をご紹介したいと思います。

Je suis fatigué(e).

「Je suis fatigué(e)(ジュ・スゥイ・ファティゲ)」は「疲れた」と言う時に、1番よく使われる表現。英語の「I’m tired」に相当する。発音は同じですが、書く時に主語が男性の場合は「Je suis fatigué」で、女性の場合は「Je suis fatiguée」。

Je suis épuisé(e).

「Je suis épuisé(e)(ジュ・スゥイ・エピュイゼ)も「疲れた」という意味でよく使う表現の1つ。「épuisé(e)」には「疲れ果てた、疲れ切った、へとへと(くたくた)になった」という意味がある。

Je suis claqué(e).

「claquer(クラケ)」という動詞には「(パチン、パタンなどの乾いた)音を立てる」という意味がありますが、話し言葉では「くたばる」という意味もあり、「疲れた」という意味で疲れた時に使える表現。

Je suis vidé(e).

「vidé(e)(ヴィデ)」には「空(から)になった」という意味がありますが、話し言葉では「くたくたになった」という意味もある。体の中にあったエネルギーが全てなくなったというようなイメージの表現。

Je suis crevé(e).

「crevé(e)(クルヴェ)」には、「破裂した、パンクした」や「(動植物が)死んだ、枯れた」という意味がありますが、こちらも話し言葉では「くたくたに疲れた」という意味がある。

Je suis exténué(e).

「exténué(e)(エクステニュエ)」は「疲れ果てた、疲労困憊した」という意味。

Je suis cramé(e).

「cramé(e)(クラメ)」は話し言葉で「焦げた、焼けた」という意味があるので、燃え尽きたというイメージで「疲れ切った」と言いたい時に使える表現。英語に訳すと「I’m burned-out」に近いイメージ。

Je suis las(se).

「las(se)」は「fatigué」より改まった表現で「疲れた」という意味の形容詞。主語が男性の場合は「Je suis las(ラ)」で女性の場合は「Je suis lasse(ラース)」になる。

Je suis mort de fatigue.

「mort」には「死」という意味があり、「fatigue(ファティーグ)」には「疲れ、疲労」という意味があるので、「疲れて死にそうだ」という意味の表現。

J’ai un coup de barre.

「coup de barre」には、話し言葉で「急な(突然の)疲労」という意味があるので、急に疲れを感じた時に使える表現。フランス人の夫も仕事など何かを終えた直後に「Ah, j’ai un coup de barre(ジェ・アン・クー・ドゥ・バー)」と言って、よくこの表現を使っています。

いかがでしたか?

ここで紹介したフレーズの他にもまだ「疲れた」という表現はありますが、ここでは実際に、フランスで生活する中で私が比較的よく耳にするフレーズ10つをご紹介しました。

「疲れた」と言うだけでも様々な言い回しがありますよね!

学業や仕事、家事、育児などで疲れた時は、「Je suis fatigué」だけではなく、日常会話の中で是非これらの様々な表現を使ってみてくださいね。