【外出制限解除後初の週末】パリのセーヌ川付近の様子

2020年5月11日(月)にフランスでの外出制限が解除されてから初めての週末を迎えました。

外出時間に制限がなくなり、移動できる距離の制限も緩和され、ある程度、街中が自由に歩けるようになったので、外出制限解除後の初めての週末(日曜日)は、久しぶりにセーヌ川付近へお散歩に行きました。

今回は、その時の様子を写真でご紹介したいと思います。

週末の日曜日は天気も良く、午後は気温も21度まで上がったため、セーヌ川沿いには、子ども連れの家族やカップルなどでお散歩を楽しむ大勢の人の姿が見受けられました。

暑かったためか、マスクをしていない人もたくさんいました。

観光客のいないパリはなんだか違和感を感じます。普段ならアジア人もたくさんいて、セーヌ川を背景に記念写真を撮っている人がたくさんいるのに、、、今はほとんどいません。

セーヌ川沿いではドリンクの販売も行っていました。社会的距離がちゃんととれているのかちょっと気になります。

セーヌ川沿いに座って日光浴を楽しんでいる人たちも大勢いました。外出制限中は外に座ってゆっくり日光を浴びるなんてこともできなかったので、やっぱり太陽を求めちゃいますよね。上半身裸の人もいれば水着姿の人もいました。

こちらはシテ島で日光浴を楽しむ人たち。久しぶりに友人と再会した人たちはビズ(挨拶のキス)ではなく、お互い肘で挨拶していました。

ノートルダム大聖堂付近の様子です。ちゃんと他者との間隔をあけて座っていました。ちなみにノートルダム大聖堂の工事はもう再開しているようです。

セーヌ川沿いに軒を連ねるブキニスト(Bouquinistes)やお土産屋さんもお店を再開していましたが、なんせ観光客がいないので、買う人はもちろん、立ち止まって見る人も少なく、ちょっと寂しい感じでした。

セーヌ川付近には警察官もちらほらいて、人々の行動を監視している様子でした。

あと、10人くらいの集団で歩いているパリのスリ集団であるロマの少年少女たちも見かけました。

まだ、レストランやカフェは閉まったままですが、外出制限解除後は商店も再開し、人々も街に繰り出し、少しだけ以前のパリに戻ってきたような気がします。

セーヌ川付近やサンマルタン運河、パリ郊外のフォンテヌブローなど、人気のある場所に一気に人が集まってしまうと、感染の第2波も心配になりますが、1人1人が行動に気を付けて、また少しずつ、以前の日常に戻っていくといいなと思います。