ギャラリー・ラファイエットの巨大クリスマスツリー 2019

2019年12月2日

毎年、クリスマスのシーズンになると、パリの百貨店ギャラリー・ラファイエットには大きなクリスマスツリーが飾られます。

ツリーのテーマは年によって異なります。

12月5日から予定されている無期限の大規模ストライキで交通網が麻痺する前に、「ツリーを見ておきたいなぁ」と思い、先日、ギャラリー・ラファイエットのクリスマスツリーを見に行ってきました。

ギャラリー・ラファイエットはパリのオペラ座のすぐ裏側にあります。

今年のクリスマスツリーのテーマは「La Ruche de Noël(ミツバチの巣箱)」です。

たくさんの冬の花やオーナメントボールなどで素敵にデコレーションされています。

今年のシャンリゼ通りのイルミネーションと同じく赤いイルミネーションで、歴代のツリーに比べると、一段と煌びやかで豪華な印象でした。

3階にはガラスウォークもあり、そこに行けば、ツリーの頂上にいるミツバチの女王と一緒に記念撮影ができるようになっています。

ただし、列に並ばないといけません。時間に余裕のある方は是非!

こちらがツリーの頂上にいる可愛らしいミツバチの女王!

ミツバチの女王の後ろ姿。羽はひらひらと常に動いていました。

真横から見るとこんな感じです。本当にゴージャスですよね!

携帯電話を片手に写真を撮っている人たちがたくさんいました。

インスタ映えも間違いなしですね!

ツリーの周りにはミツバチや花がぶら下がっており、30分ごとにミツバチが動いたり、音楽が流れたりと華やかなショーが行われます。

通りのショーウィンドウも「ミツバチの巣箱」をテーマにポップな感じに装飾されており、子供たちを楽しませる仕掛けがたくさんありました。

Black Friday という文字がちょっと邪魔ですが、女王の周りをミツバチたちが飛んでいます。

話は逸れますが、アメリカ発祥のブラックフライデー、フランスでは商業的なその行事に反対する人もかなり多く、ブラックフライデーに対する抗議デモも行われました。テレビでもたびたび話題になっていました。

ギャラリーラファイエットの屋上テラスには160平方メートルのスケートリンクも設置されました。パリの眺めを一望しながらスケートを楽しめるのはいいですね。

屋上にはたくさの人がいました。

ギャラリー・ラファイエットへは、週末に行ったのですが、ブラックフライデーの影響もあるためか、店内は観光客や現地の人たちで、とにかくすごい人でした。 

特にエスカレーターの前はカオス状態でしたが、列が無くても「割り込みした」とか言って激怒する人もいず...まぁ、なんとかなっているところがフランスらしくて好き。笑

クリスマスシーズンは混み合っていると思いますが、この時期にパリへお越しの際は是非、ギャラリー・ラファイエットのクリスマス装飾を楽しんでみてくださいね!

最後に、、、スリには要注意です!

【関連フランス語】
 
le sapin de noël : クリスマスツリー
la décoration : 装飾、デコレーション
la ruche :(ミツバチの)巣箱
l’abeille : ミツバチ
la reine des abeilles : 女王バチ