お酒を飲みすぎた翌日に使えるフランス語フレーズ10選

飲み会やパーティーなどで、お酒を飲み過ぎてしまった翌日は朝起きるのがつらかったり、頭痛がしたり、吐き気がしたりと体調が優れない場合がありますよね。

そんな時、フランス語で自分の状態をどう表現すればいいのかご存じですか?

ここでは、お酒を飲み過ぎてしまった翌日に使えるフランス語のフレーズを10つご紹介したいと思います。

J’ai trop bu.

「飲みすぎた」という意味。trop は「~すぎる」という意味で、bu は boire(飲む)という動詞の過去分詞。”J’ai trop bu hier soir”(昨夜、飲みすぎちゃったよ)みたいな感じで、「飲みすぎてしまった」ということを伝える際に使われるフレーズ。

Je me sens mal.

「気分が悪い、優れない」という意味。同じような意味で“Je me sens pas bien” ということもできる。

J’ai mal à la tête.

「頭が痛い」という意味。avoir mal(à la, au, aux)+名詞で「~が痛い」という意味。tête は「頭」という意味で女性名詞なので、à la になります。飲みすぎて頭痛がする時には、この表現が使える。

J’ai mal aux cheveux.

直訳すると「髪の毛が痛い」ですが、「飲みすぎて頭が痛い」という意味の表現。

J’ai une barre en travers du crâne.

barreは「棒」、 crâneは「頭蓋骨、頭」という意味。en travers de ~は「(~に対して)横に、横切って」という意味になるので、イメージとしては「頭に棒が横向きで刺さっている」みたいな感じなので、「頭がズキズキして痛い」という意味の表現。

J’ai une casquette en plomb.

こちらも「飲みすぎて頭が痛い」という意味。casquette は「帽子」、plomb は「鉛」という意味。イメージとしては「鉛でできた帽子をかぶっている」みたいな感じなので、「頭が重い、痛い」という意味の表現。

J’ai envie de vomir.

「吐き気がする」「吐きたい気分だ」という意味。avoir envie de ~ で「~したい」という意味。vomir は「吐く」という動詞です。吐き気がする場合は、”J’ai envie de vomir” というフレーズ以外にも “J’ai la nausée.”“J’ai mal au coeur.” といった表現もある。

Je cuve mon vin.

cuver は「発酵する・させる」という意味で、vin は「ワイン」という意味なので、直訳すると「ワインを発酵させる」ですが、「(休息や睡眠で)酔いをさます」という意味の表現になる。たとえワインを飲んでいなくても使用可。

また、同じような意味で “Je cuve ma cuite.” といった表現もある。cuite は話し言葉で「酔い」という意味。

J’ai la gueule de bois.

「(二日酔い)で口が乾いて粘つく」など、お酒の飲み過ぎによる不快感を表す表現。 頭文字をとって“GDB”と省略形で表現する場合もある。

J’ai la tête dans le cul.

tête は「頭」という意味で、cul は話し言葉で「尻、けつ」という意味なので、直訳すると「尻の中に頭がある」になるが、朝起きるのがつらい時頭がボーっとする時疲労を感じている時などに使える表現。比較的、最近できた表現のようですが、周りのフランス人も親しい間柄ではよく使っている。

同じような意味で “J’ai la tête dans le pâté” といった表現もある。

いかがでしたか?

まだまだ他にも様々な表現がありますが、ここでは、私が実際にフランスでよく耳にするフレーズや面白いなと思った表現をまとめてみました。

「頭が痛い」というだけの意味でも様々な言い回しができますよね。

お酒の飲み過ぎには注意したいですが、もしお酒を飲み過ぎてしまった際は、是非これらのフレーズを使ってみてくださいね!

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