【フランスで妊娠】産院選び~助産師さんとの初面談までの流れ
はじめに
今回は、フランスで妊娠した際の産院選び~助産師さんとの初面談までの流れの体験談を書きたいと思います。
もちろん、産院によって必要書類だったり、対応が違ってくると思いますが、これからフランスで妊婦生活を送る方々の参考に少しでもなれば嬉しいです。
産院選び
私が産院を決めた時期は、1回目のエコグラフィー(12週頃)で妊娠が確定してからでした。
かかりつけの医師から「出産にあたり、特にリスクがない場合は、自分で好きな産院を選んでいいよ」と言われたので、私が第2子の出産に選んだのは、自宅から徒歩約10分のところにある私立の産院。
経産婦はお産が進むスピードが速いとよく聞いていたので、「陣痛がきても近いところだと安心だね」ということで夫と相談して決めました。
ちなみに第1子の時は、妊娠7ヵ月の頃にパリに移住したことで、手続き上の問題が色々とあり、わざわざ隣の区の公立病院で出産しました。
フランスには公立と私立の産院があり、公立だと妊娠・出産費用はすべてがほぼ無料!
私立の場合、妊娠6か月頃までは、産院での検診などに多少お金がかかりますが、保険が効くので、私立でも妊娠・出産費用はそこまで高額にはなりません。
産院予約(仮登録)
出産する産院を決めたら、まず産院への予約(仮登録)をします。
産院によっても登録方法が違ってくると思いますが、私は選んだ産院のHPからインターネット上で必要事項(基本的な個人情報、現在の妊娠周期、胎児の数など)を入力して、予約(仮登録)を行いました。
予約(仮登録)をしたら、後日、産院から「この日に産院に面談に来てくださいね」という日時が指定された呼び出し状(convocation)がメールで送られてきました。
産院での登録
産院から指定された日時に、必要書類を持って産院へ行きます。
登録に必要な書類は以下の通り↓
産院での基本的な検査
産院の登録が完了したら、助産師さんとの面談の前に、基本的な3つの検査を行いました。
検査内容は、尿検査、体重測定、血圧測定です。
この3つの検査は検診があるたびに産院で毎回行われます。
助産師さんとの初面談
助産師さんとの初面談では、まず、とにかく色々と質問。
質問内容は以下の通り↓
フランスでは妊婦健診で内診はあまり行わず、この時(妊娠4ヵ月頃)が初めての内診でした。
ちなみに特に希望しなければ、一般的に、もう臨月頃までは内診は一切しないそうです。
最後に、HIVなどの感染症の検査をするため、院内にあるラボに行って、血液検査をして終了です。
費用
費用は血液検査と健診を合わせて約60ユーロでした。
後日、郵送で請求書が自宅に届くので、インターネットでお支払い。
産院で貰えたもの
産院での初日には、妊娠線予防のクリームの試供品や新生児用のオムツ、哺乳瓶などを帰り際にいただきました。
おわりに
第1子の時は、産院を選ぶ時期が遅かったこともあり、私が住む区の産院のほとんどがすでに予約でいっぱいで、何度も断られ、産院選びにかなり苦戦しました。
時期や場所などにもよると思いますが、パリは産院の競争率が高めだと思うので、妊娠が確認できたら、なるべく早めに産院選び&登録をすることをおススメします!