【フランスの夏に美味しい果物】平たい桃
初夏から夏の終わり頃にかけて、フランスのスーパーやマルシェには、たくさんの桃が店頭に並びます。
その中でも、この時期に絶対に食べておきたいのが「平たい桃」です。
平たい桃って何?
日本のスーパーなどでよく見かける桃はだいたい丸い形をしていますが、「平たい桃」は名前の通り、上から押しつぶしたような形で、丸く平らな形が特徴の桃です。
フランス語では「pêche plate(ペッシュ・プラット)」と言います。
英語では「plate peach(フラット・ピーチ)」や「Saturn peach(サターン・ピーチ)」、「Donut peach(ドーナッツ・ピーチ)」と呼ばれているみたいです。
もともとは中国が原産地で、日本でも「蟠桃(ばんとう)」と呼ばれています。ネット通販などでも購入できるみたいですが、日本では値段が高く、かなり高級な果物のようです。
フランスではいくらで買える?
「平たい桃」の値段は、時期やお店にもよっても異なりますが、6月上旬にパリのモノプリで買ったら、2,49€ / kg でした。
5つ購入して、1,54€(日本円で約180円)です。
とっても安いですよね!
どうやって食べる?
食べ方は人によって様々ですが、「平たい桃」は皮も柔らかく、剥かずに食べれるので、私は水洗いした後、そのままかぶりついて食べます。
フランス人はリンゴやブドウ、モモなどの果物の皮は剥かずに食べる人が多いようです。
どんな味?
お味は日本で食べる白桃みたいに、とてもジューシーで甘くて美味しい!
桃の表面を手で触ってみて、少し柔らかくなってきた時が食べごろかなと思います。
夏の季節にフランスに来たら、ぜひスーパーやマルシェで「平たい桃」を買って食べてみてくださいね!