【フランスの家庭料理】アッシ・パルマンティエ
フランスの家庭料理の定番の1つに「アッシ・パルマンティエ(仏:Hachis parmentier)」という料理があります。
アッシ・パルマンティエとは、ひき肉をマッシュポテトで覆いチーズを乗せて焼いた料理です。
ポトフの余ったお肉を使って、作られることもよくあるそうです。
フランス語の「hachis」には「ひき肉、みじん切りしたもの」という意味があり、「parmentier」は18世紀後半にフランスやヨーロッパで、じゃがいもを食用として普及させたフランスの薬剤師、農学者、栄養学者のアントワーヌ=オーギュスタン・パルマンティエという人物の名前にちなんで、料理名に使われています。
作り方はとっても簡単で、子ども達にも大人気の料理です!
私はフランスに来てから、アッシ・パルマンティエという料理を知り、家でもよく作るようになったので、レシピを簡単にご紹介したいと思います。
【材料】(4人分)
ひき肉(viande hachée)350g
じゃがいも(pomme de terre)400g
玉ねぎ(oignon) 1個
にんじん(carotte)1本
ニンニク(ail)1片
小麦粉(farine)大さじ1杯
バター(beurre)10g
チーズ(fromage râpé)適量
ケチャップ(ketchup)適量
塩コショウ(sel et poivre)適量
【作り方】
1.じゃがいもを茹で、茹であがったら、じゃがいもを潰してマッシュポテトを作る。
2.フライパンにバターを入れ、みじん切りにした玉ねぎとにんじん、ニンニクを入れ炒める。
3.ひき肉を入れ、肉の色が変わってきたら、小麦粉を入れて、肉に火がしっかり通るまで炒める。
4.ケチャップ、塩コショウを適量入れ、味を整える。
5.耐熱容器に味付けしたひき肉を入れ、その上にマッシュポテトを乗せる。
6.お好みのチーズを乗せて、200℃に予熱したオーブンで15分から20分ほど焼いたら完成。
味付けやひき肉の中に入れる具材は家庭によって様々!
我が家では、子どもも食べやすいようにお肉をケチャップで味付けしています。
皆さんも是非、作ってみてくださいね。