【コルシカ島名物】冬に美味しいフィガテル

コルシカ島には、コルシカ島ならではの美味しい食べ物がたくさんありますが、今回は、冬にコルシカ島を訪れたら是非食べていただきたいコルシカ島の名物をご紹介したいと思います。

コルシカ島の冬の名物、それは「フィガテル(単数:figatellu、複数:figatelli)」です!(南と北では少し発音が違ってくるようです)

フィガテルとは、簡単に説明すると、豚のレバーでできたソーセージです。

見た目は、U字型で黒っぽい色をしています。半乾燥ぽっいので、指で触ると少し柔らかいです。

フィガテルが食べられる時期は、12月頃から3月頃の冬の間だけなので、冬の季節になるとコルシカ人はフィガテルを買ってよく食べます。

普通のスーパーでも購入することができますが、スーパーでは、コルシカ産ではなくブルターニュ産などの肉を使った物だったりする場合があるので、ちゃんとしたコルシカ産の物を食べたい時は、よくタグをチェックするか、ちゃんとしたお肉屋さんで購入するのがおススメです。

クリスマス休暇でコルシカ島に滞在中に、夫がスーパーでコルシカ産のフィガテルを見つけて買ってきてくれたので、今回はそれを頂きました。

値段は8ユーロくらいだったような気がします。

コルシカ島のお家に大きな暖炉があるので、暖炉に火をつけてバーベキュー!

冬でも家の中でバーベキューができるっていいですね。

食べやすい大きさにナイフで切って、中に火が通るまでしっかり焼きます。

しっかり火を通さないとE型肝炎(hépatite E)に感染して、お腹を壊したりする可能性もあるので気を付けてくださいね。

塩気があって結構しょっぱいので、こんがりカリカリに焼きあがったら、バゲットなどのパンにそのまま挟んでシンプルに食べるのがコルシカ流。

肉汁がじゅわっとあり、味がぎゅっと詰まっていて、パンとの愛称ばっちりでとても美味しいです。

レバーの臭みは全くなく、レバーが苦手な私でもやみつきになる美味しさです。

普通のソーセージと比べると、少しねっとりとした食感があるので、普段食べるソーセージとは少し違った食感も楽しめます。

パンとの他にも、よくレンズ豆(lentilles)と一緒に食べたりもするそうです。

冬は観光客がほとんどおらず、お店もほとんど閉まっているので、冬に観光でコルシカ島を訪れる人は少ないと思いますが、もし冬にコルシカ島を訪れる機会があったら是非、コルシカ島の特産品フィガテルを食べてみてくださいね!

海水浴はできなくても、コルシカ島の海は冬でもとっても綺麗ですよ。