苺の砂糖漬け / salade de fraises
3月、4月頃になると、フランスのスーパーやマルシェの店頭には、苺がたくさん並びます。
冬の時期にも苺は買えますが、苺の本来の旬は春なので、やっぱり春の苺は美味しいし、安い!
というわけで、最近はよく苺を買って食べています。
入れ物が可愛いですよね!しかも、紙だから環境にも優しい!
たまに木の入れ物に入った苺もあれば、普通のプラスチックに入っているものもあります。
フランス産の小ぶりの苺は、甘くてすごく美味しいことが多いのですが、サイズが大きめだったり、スペイン産の苺だったりすると、実があまり甘くないことが時々あります。
あと、苺は傷みやすいので、すぐに傷んでしまったり、、、
っで、そんな時は、Salade de fraises(サラダ・ド・フレーズ) を作っています。
本来の発音は(サラッドゥ・ドゥ・フレーズ)の方が近いかも、、、
日本語に直訳すると「苺のサラダ」なのですが、サラダといっても野菜は入っておらず、日本でいう「苺の砂糖漬け」のことを指します。
よく、フランスでは Salade de fruits(サラダ・ド・フリュイ) と呼ばれているものもありますが、これも「フルーツの砂糖漬け」のことです。
Salade de fraises の作り方は、とても簡単で、ボールに4分の1(一口サイズ)に切った苺を入れ、そこにレモン汁と砂糖を入れます。
あとは、苺を傷めないように混ぜて、冷蔵庫で半日から1日漬けるだけで完成!
家庭によってレシピは様々ですが、私はいつも1パックの苺に対して、レモン1つと砂糖大さじ6杯入れています。
こうすると、甘くない苺や傷みかけの苺でも、甘く美味しく食べられます。
そのまま汁と一緒に食べても美味しいし、ミントを加えても美味しいです。
私はよく fromage blanc(フロマージュ・ブロン)というヨーグルトみたいなものと一緒に食べています。
これを煮てしまえば、苺ジャムにもなりますね。
とっても簡単にできるので、もし甘くない苺や傷みかけの苺があった場合は是非、Salade de fraises を作ってみてくださいね!