【秋の味覚】バターナッツかぼちゃ/ la courge butternut

2020年9月16日

はじめに

秋が旬の野菜といえば、「かぼちゃ」を思い浮かべる人は多いですよね。

フランスでも秋の季節になると、スーパーやマルシェでは様々な種類のかぼちゃをよく見かけるようになりますが、フランスで特に頻繁に見かけるかぼちゃの1つが「la courge butternut(バターナッツかぼちゃ)」というかぼちゃ

日本でも近年人気が高まっているようですが、まだまだポピュラーなかぼちゃではないと思います。

そこで、今回はフランスのスーパーでよく見かける「バターナッツかぼちゃ」の特徴や私のおススメの食べ方などをまとめてみました。

バターナッツかぼちゃとは?

バターナッツかぼちゃ(または、バターナッツスクワッシュ)は、南アメリカが原産で欧米ではとてもポピュラーなかぼちゃです。

植物学的には、二ホンカボチャの品種の1つで、見た目はベージュ色でひょうたん型が特徴。

ちなみに、パリのスーパーで1つ、2.49€で買えました。

日本で買うよりは安いかなと思います。

皮は普通のかぼちゃに比べると薄く、中身は鮮やかなオレンジ色をしています。

下部には種があり、上部は特に水分が多く、日本のかぼちゃのようにホクホクはしていませんが、火を通すとバターのようなねっとりした食感にナッツ風味があり、甘くて美味しい。

フランス語では「courge butternut」の他にも「doubeurre」と呼ばれたりしています。

おススメの食べ方③選

バターナッツかぼちゃのスープ

バターナッツかぼちゃは、水分が多いので、スープやポタージュにして食べるのが1番のおススメです!

作り方は簡単で、茹でたかぼちゃを牛乳と一緒にミキサーで混ぜ、生クリームを入れて鍋で温めるだけ。

最後に生クリームとかぼちゃの種をトッピングして、完成!

私はかぼちゃ本来の味をできるだけ楽しみたい派なので、コンソメや塩コショウを入れないのがお気に入りです。

たまに、バターで炒めた玉葱も入れたりします。

濃厚で甘みがあり、口当たりもまろやかで美味しい&見た目も鮮やかできれい!

寒い日の前菜なんかにピッタリですね。

甘くて栄養満点なので、小さなお子様にもおススメで、野菜嫌いの2歳の娘もこれなら喜んでパクパク食べてくれます。

バターナッツかぼちゃのソテー

こちらも簡単にできて美味しいのでおススメです!

かぼちゃを薄く切って、オリーブオイルを引いたフライパンで両面こんがり焼き色がつくまで焼き、塩を振るだけ。

シンプルだけど、とても美味しいです。

フライパンではなく、オーブンで焼いてもOK。

お肉料理などの付け合わせなんかにいいかもしれないですね。

バターナッツかぼちゃのグラタン

こちらはまだ実際に作って試したことがないのですが、日本語やフランス語でレシピを検索すると、バターナッツかぼちゃを使ったグラタンのレシピがたくさんでてくるので、グラタンにして食べる人も多いようです。

今度、機会があったら試してみたいなと思います。

*実際にバターナッツかぼちゃのグラタンを作ってみた記事はこちらから↓

【別記事】バターナッツかぼちゃのグラタン/gratin de courge butternut

おわりに

いかがでしたか?

日本でもスーパーなどで見かける機会が多くなってきていると思う「バターナッツかぼちゃ」ですが、手に入ったら、是非、「バターナッツかぼちゃ」を使って秋の味覚を楽しんでみてくださいね!