【秋の味覚】ポティマロンのスープ/soupe de potimarron
こちらの記事【秋の味覚】バターナッツかぼちゃ/la courge butternut では、フランスのスーパーでよく見かけるかぼちゃの1つ「バターナッツかぼちゃ」についてご紹介しましたが、もう1つ、フランスでよく見かけるかぼちゃに「ポティマロン(仏:potimarron)」というかぼちゃがあります。
音の響きがとても可愛らしいですよね!
バターナッツかぼちゃと同様、フランスではとてもポピュラーなかぼちゃでフランス人にも大人気です。
鮮やかなオレンジ色の皮が特徴のかぼちゃ。
日本のスーパーではあまり見かけた記憶がありませんが、フランス語版Wikipediaによると栗かぼちゃ(西洋かぼちゃ)の1種で、原産国は日本のようです。
特に北海道で生産が行われていたようで、かつてはフランス語で「potiron doux d’Hokkaido (北海道の甘いかぼちゃ)」とも呼ばれていたようです。
日本では「打木赤皮甘栗かぼちゃ」と呼ばれているかぼちゃですかね?
ちなみに日本でもよく見かけるような皮が緑色のかぼちゃはフランスでは、「potiron doux vert d’Hokkaido(北海道の緑色の甘いかぼちゃ)」と呼ばれています。
中身も鮮やかなオレンジ色をしており、ねっとりと栗のような甘みがあるかぼちゃです。
「これもスープにしたら絶対に美味しそう!」ということで、ポティマロンのスープを作ってみました。
【材料】
【作り方】
1.ポティマロンを半分に切って、種とワタを取り除いたら、適当な大きさに切って、柔らかくなるまで煮ます。
2.薄切りにした玉ねぎとじゃがいもをバターを引いたフライパンでよく炒め、こんがりと焼き色が付いたら水を少し入れ、じゃがいもが柔らかくなるまで煮ます。
3.ポティマロンと2を滑らかになるまでミキサーにかけます。
4.鍋に移して、弱火で温めながら、牛乳と生クリームをお好みの量入れ、塩コショウで味を整えたら出来上がりです。
バターナッツかぼちゃのスープに比べると、ポティマロンのスープは色も濃く、濃厚な味わいで、舌触りもとても滑らか。
どちらのスープも美味しいけれど、個人的にはバターナッツよりポティマロンの方が好きです。
皮ごと食べられるので、栄養もたっぷり、体も温まって、寒い日にはピッタリ!
ポティマロンが手に入ったら、是非、ポティマロンのスープを作って、秋の味覚を楽しんでみてくださいね!