【フランスで子育て】赤ちゃんの予防接種

生後2ヵ月を迎えた娘。

先日、2ヵ月検診の際に、かかりつけ医に初めての予防接種してもらいました。

そこで今回は、フランスでの赤ちゃんの予防接種についてまとめてみました。

ワクチンの購入

まず、かかりつけ医や小児科の医師からワクチンの処方箋をもらいます。処方箋を持って薬局に行き、ワクチンを購入。自宅の冷蔵庫で保管し、ワクチンを接種する当日にかかりつけ医のところへ持っていって注射をしてもらいます。

日本では、自分でワクチンを購入するということはないですよね!

麻酔パッチ

注射の痛みを減らすための麻酔パッチ(シール)も希望すれば、処方箋を出してくれるので、薬局で購入し、ワクチンを接種する約1時間前に注射を打つ箇所(赤ちゃんは太ももの外側)に張ります。

予防接種後に熱が出た場合

予防接種後は熱が出やすいので、38.5度を超える熱が出た場合には、解熱鎮痛剤のDoliprane(ドリプラン)を飲ませるように言われました。このドリプランも処方箋を出してくれるので、薬局で購入します。

予防接種リスト&カレンダー

こちらが予防接種の一覧表です↓

vaccins

出典:Le ministère des Solidarités et de la Santé

生後2ヵ月
(6種混合)
Diphtérie-Tétanos-Poliomyélite(ジフテリア-破傷風-ポリオ)
Coqueluche(百日咳)
Haemophilus influenzae b (インフルエンザ菌B型)
Hépatite B(B型肺炎)

Pneumocoque(肺炎球菌)

生後4ヵ月
6種混合肺炎球菌(接種2回目)
 
生後5ヵ月
Méningocoque C(髄膜炎菌)
 
生後11ヵ月
6種混合肺炎球菌(接種3回目)
 
生後12ヵ月
髄膜炎菌麻疹-流行性耳下腺炎-風疹
 
生後16~18ヵ月
麻疹-流行性耳下腺炎-風疹(接種2回目)
 
*フランスでは義務付けられている予防接種をしっかり受けていないと、保育園や幼稚園に入園できないので、かかりつけの医師や小児科の医師としっかり確認して予防接種を打ち忘れないようにしなければなりません。
 
予防接種を受けたら、子どものcarnet de santé (健康手帳)にしっかり記録してもらいましょう。
 
日本では多くの赤ちゃんが接種するBCGや水疱瘡の予防接種も、現在のフランスでは、あまり接種されていないなど、国によって予防接種事情も違ってきますね。